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逆転ジェンヌ
TCA的イベントでラベンダー色のタキシードを着てゾラ♪ゾラ♪ゾラッゾラ〜て歌うゆうひさん。とか!(※ゾラじゃない。)
うっかりミレチャレを歌わされるゆうひさん。とか!その隣でワーオワーオ合いの手入れるすみ花。とか!
想像したら・・・・・・想像できなさすぎてひたすらにビックリしているのですが、
しかし、衝撃と同時に

おめでとうございます!

なのです。
前例クラッシャーなところも含めてゆうひさんがだいすきです。宙厨のワタクシ、花組を観るようになったのははっきりゆってゆうひさんが組替えしてからです。「ゆうひさんがいるから観にいく」がきっかけで、花組のおもしろさを知ることができました。……そんなゆうひさんがおれのホームグラウンドに転勤してくるってことは、まるでリンスインシャンプーの世界です。ちゃんリンシャンです!(古い。)
乙女ゲーキャラとボラの登場人物がいっしょに並ぶだなんて。なんていう雑誌だそれ。ときメモの攻略本をリブレが発行するようなものですよ。いろんなことが想像つかなさすぎて、ゆうひさんを挟む十七とか脳内合成してみてるんですけど「しんじられん!」を連呼するばかりで進展しません。

しかし人生っていつ何が起こるか、本当にわからないものだなあ。自分も含め。
「トップ」にならないとできないこと、させてやれないこと、見れないもの、わからないこと、たくさんあるでしょう。劇団首脳陣がてんやわんやになっているのはまちがいないけれど、運営へのツッコミはそれはそれとして、ゆうひさんについては単純に楽しみだし、応援する気持ちはこれまでとなんら変わりません。このあとやってくるであろうメインキャラたちの異動とか、残される者の居場所とか、考えると悶々しっぱなしなんですけども、ね……

7月5日まではワタシのアイデンティティの根本である谷梅コスモに死力を尽くします。そして7月6日からワタシも生まれ変わった気持ちで新しいコスモに臨みたいと思います。・・・・・けっきょく宙組からは離れられない宿命なのか。


大事なことメモ:
・正しい男役のスタイル=ドレスアップ
・ゆうひさんの反則技=カジュアルダウン(反則勝ち)

宙組はどう影響を受けてそしてどう変化してゆくのかな・・・・・・


さらに大事なことメモ:
今年のバウはシンメなのか。シンメなのか!シンメなのかあああああ!!!!!!!
これは布石と受け取ってよいのか?じつは宙新トップのことで真っ白になっていて花バウの演目発表に気づいたのはさっきだったりします。各組シンメ売りでいく気でいるならば……宙はもう十七しかねえべさ……!!!!!!!
て、動揺して年間スケジュール確認したら2009年のうちに宙組のバウは予定ありませんでした★まったく動揺損だった。
| えみベイベー | 日々宙組 | - | - |
たっぷりフリルで胸毛を隠せ
金曜Mステの田口くんのデコ出しにひさしぶりにアドレナリンが噴き出してきた!



毎年恒例の名古屋に発生した腐海も、ことしは今日でおしまいです。明日からは清浄な空気に戻るはずなので栄勤務のみなさんは安心してください。
というわけで、本日、そらぐみ千秋楽です。
ワタシはふつーに仕事をしているので観にいけませぬ。職場にてにわかに「ハケンぎり」問題が勃発してちょっとそれどころじゃないのが本音!

自己楽は土曜の昼公演でした。逆裁班(じんじんとヤングたち)がいらっしゃっていました。だからなのか舞台のひとたちのテンションが3割増だった気がします………とくに十!「もっとがんばれよ><」といつもヤキモキ思っていたNYのピン場面が本人比でかなりがんばっていた!じんじんが来てくれないとがんばれないのかよおまえ>< そしてそんな十が登場した瞬間、心のなかで「でもやっぱりかっこいい…」とワタシが思うと同時に後ろの席に座っていた某下級生が「カッコイイ!」て小声で歓声をあげていてびっくりしました。あんたワタシと男のシュミかぶってるネ。
ダンフォユはいいショーだった、と素直にいえます。こんな気持ちで幕を下ろせたことがしあわせ。

(・・・・・・・ベルばらは?)
(ベルばらだと思って観なければいい、とおしえてもらってそのつもりで観たけどでもやっぱりダメでした!)


そして昨晩は念願かなってトレビアン様の茶会(ただしくは親睦会)処女を奪われてきました。超いいひとでした。ワタシもっと乱暴にされてもよかったのに!胸毛もはえてなかった!フランス男じゃなかった!逆にあんな気さくでいいひとが舞台であんなふう=ワタシたちにおかしな幻想を本気で抱かせてしまうほどのキャラになっちゃうことに純粋に驚きます。いやそれは単にワタシの頭がおかしいからであってだな。

大忙しの2月もこれで終わりかと息つきたいところですがまだ、まだ来週の逆裁があるぜ!ホゲたんもあるぜ!しかしそんなこといってる余裕あんのかなこの職場……シャレにならん。
| えみベイベー | 日々宙組 | - | - |
寒くない二月
ネタを考えてくるひとがまじすごいと感心します。
でも登場声優さんがおなじみの顔ぶれというか……いつまでたってもいまの声優さんに詳しくなれないワタシが何か言えた立場ではありませんが。ファンのひとはあっちもこっちも大変だなー。時代が時代なら黄金聖闘士で12星座CDとかだったろうネ!



ところで、
らんとむさんお茶会のネタをありがとうございました!
> フェニックスくんの髪型は、ドル誌の田口くんをモデルにしたそうです。
> わざわざドル誌に折り目つけて美容院に持っていって「こうしてください」と頼んだそうな。
> それを聞いた瞬間真っ先にえみさんんことを思い浮かべました(笑)

もう真っ先に思い浮かべてもらう資格なんてないワタシですが!(ベイベー失格!)
でもお稽古場等の映像を見る限り、「いったい田口くんはいつそんな頭してましたかね……?」とほんとに謎です。何誌の何月号を見たのらんとむさん!らんとむさんのお目にとまれてよかったよ田口くん。
逆裁は東京に観にゆきます。超たのしみです。それをいいことにハシゴしてまた太王四神記も観ます。でへへ。



中日劇場公演中ということで、生粋のナゴヤンからのコメント。
・名古屋でいちばん好きなところ⇒自分ち
・よく利用する交通機関⇒車
さいきん目に見えて太りました。

| えみベイベー | だらりとした日常 | - | - |
宙娘には逆チョコを贈れ
(微妙に加筆しました。)

昨夜はちぎ太さんの親睦会にお邪魔させてもらいました。ちぎ太の催しに参加するのはファンタジスタ東京以来の二度目です。不可抗力とはいえだいぶ間があいてしまった……!
しかし1年半たっても少年は少年のままでした。ちょっぴりオトナになったところもありつつ、でも基本設定「永遠の美少年」は不滅です!長澤まさみ度が薄れた分中村優一度が濃くなってる!全体のサイズ感といいすべてがクオリティの高い人形のようでした……ほわああああ。きっと佐世保には宇宙に通じる軌道エレベーターがあるんだぜ。しかも発言もますます少年性に磨きがかかっていました、雪に組替えどころか今すぐにでもJのつく事務所に移籍できます。YOU即デビューしちゃいなヨ!

登場のBGMで、アニメベルばらOPのイントロが流れて噴いた。なんと素晴らしい選曲センス!ファンタジスタ茶会のときは滝翼のVenusを歌いながら入場し、豪快に音をはずす様に「そんなところまでJ的に完璧!」とむしろ感動にうち震えたのですが、まさか今日はちぎ太が♪くっさーむらーにぃ〜て歌い出すのか……!?とアワアワしていたら杞憂でした。だよね。
ベルばら公演について語るにしても、話のはじめにまず原作ありきな点に勝手に多大な好感を抱きました。ベルナールの話では「出てくるページ数が少ないので、」から始まった!マンガを読み込んで役づくりする気まんまんなのが伝わります。
アンドレ谷岡に膝まくら&お姫様だっこされる場面については、「いいダロー!」と全力で自慢されました(笑)、遊戯王カードを見せびらかすおとこのこか。レアなポケモンゲットだぜ!とDSに夢中になってる小学生か。谷岡とちぎ太は“アンドレとオスカル”ではなく小学校(宇宙人スクール/低学年)の同級生というのがしっくりきます。ビジュアルは薔薇の花びら舞い散る匂い立つほどに美麗な二人、なのに・・・・・・さすが内臓発光系エイリアンズはちがう。(※あの二人の肌が透けるほど白いのは、皮下で臓器が発光しているとしか考えられない。) 昨年「Passion」を観たとき、ああもうちぎ太は半ズボンは卒業したのね、ママが買ってきた服じゃなくて「友達と服買いにいくからお金ちょーだい」て言うくらいに成長したのね、と思っていたのにな。お姫様だっこは「あの一瞬は『カラダよ!ゼロkgになれ!』と思う」と言っていた。かわいい。ちょっと乙女心もわかるようです。でも乙女というより特撮ヒーローの変身シーンのかけ声に近い。
しかしオスカルの扮装をした途端、ギリシャ神話の美少年然として出てくるのだから恐ろしい。妖しさというのとは違うけれど、とっつかまったら人生狂わされちゃいそうな…そんな危なさがあります。あ、だからアンドレはあんなことに?なんだか話がずれてきていますが、ちぎ太のオスカルは「男装の麗人」ではなく見たまんま「白皙の美少年」でした。酒場の酔っ払いはまちがってない!いや酔っ払いさんは正しくは「美青年」てゆってましたが!役づくり以前の動かせない持ち味だからこれはこれでいいんです。

トーク内容が特別際立っているわけではないけれど、言葉の選び方がユニーク(ex.「ちぎオスカルはお休み中」「本気と書いてマジと読む気持ちでやる」)なのと、本人がぽんぽん発言してくれるおかげで聞いていて楽しいので終始盛り上がりました。おまけに会場内を駆け回ってた!ゲームとはいえ茶会であんなにダッシュするタカラジェンヌを見たことがないよ!
アットホームな雰囲気で居心地もよかったです。ああ……これからどんどん大人の階段をのぼっていっても、どうぞいつまでもその心をなくさないでいてね……と思うにつけ、景子たんもきっと同じ気持ちでちぎ太を見ているんだろうなと。ピーターパンでいてもらいたいんだろうよ。(パラプリ≦プチJAL 団)

しかし寂しいです、こんな国宝クラスの魔界村純粋培養生命体がよその組にいってしまうだなんてね、今更ながら寂しさがこみ上げてきた。いつかそんな日が訪れることも避けられないだろうと覚悟はしてたけどー(覚悟して公式サイト開いたらちぎ太じゃなくてゆうひさんの組替え発表でヅカ界激震、という2007年 12月26日の出来事、)いざその時になってみるとね。
きっと本人が受けるカルチャーショックが何よりもデカいと思います……「え!上級生に勝手にあだ名つけちゃダメなんですか!?」ダメですよ!転校初日で大失敗、なんてことのないように!雪組さんで立派なオトナに、男(役)に、なるのだよ。




最近、ネットのおもしろさを完全に見失ってしまいアナログ世界に引きこもる日々を送っていますが、ちぎ太のキラキラ光線を浴びてちょっと目が覚めたので久しぶりに地上に出てきてみました。
公演は、初日以来にようやくリトライしました。十ェローデルが意外とよくてびっくり。意外と、て失礼な!ヅラは似合ってないけど。十の芝居はこういう大仰な世界に向いてるなあと。すばらしい軍服スタイルとあわせて。ヅラは似合ってないけど。本当に似合ってないので二度言いました。
ショーは相変わらず楽しいです、あっという間に時間が過ぎる。谷梅のデュエットが大劇場(&東京)に比べ甘さを増した印象を受けます。当初赤に見えたピンクの衣装がピンクらしいピンクに色を染めてきたような気がする。てことはつまりワタシの目がおかしいってことか。



昨日、ドラマ太王四神記(19話。号泣。)を見ていて気になっていたことがわかりました。チョロの人がすごく木村多江似!よって涼乃かつき似でもある!
| えみベイベー | 日々宙組 | - | - |
★おにいちゃんは幸運男子(ラッキーくん)
逆裁初日おめでとうございます。それ昨日だよ。

星組さん初日おめでとうございます。退団公演ですって信じられる?信じられんわ。
タカラヅカには信じられないことばかりが起こるなあ。


今日は自分のダメさ加減にぼろぼろになって帰ってきました。でも21時からはハイビジョンでネバスリ初回放送だったのです。1年10ヶ月ぶりに眼鏡を摂取して血圧が上がっています、なんだか元気になった気がする!なにこのモルヒネ的な………眼鏡おそるべし眼鏡。映った瞬間「放送事故!」と叫んで床を転げまわりました。
記念にこんなのひっぱりだしてみたりして。
幸運男子

はじめてそらぐみマンガを描いたときのですね^^
らんとむさんがほんとに描けなくて困っているのは現在進行形^^


放送事故といえば、今月からオンエアになった花組の鼎談番組でゲストのあやねちゃんが「張雲が好き!」て声高らかに云ってて噴いた。戦国ヲタ女子をだいぶまちがえて解釈している様が心配でなりません、でもおもしろいから黙っとこ。そのままのあやねちゃんでいてください、そしてゆくゆくはしずくたんとゲーム対決とか実現したらいいなー。
来月はついに獣−攻−受の禁断のトライアングルがオンエアです。どうなっちゃうんだろう!(ワタシが!)
「ヅキさんキャトルへゆく」といい、スカステさんはますますフリーダムに拍車がかかりパワーアップ中です。そんなCS事業部を心から応援したい!ゲーム対決もまったくの世迷いごととは云えないぜ。
ヅキさんのブリドリはほんとうに神番組でした、最近ちょっと宝塚というものに及び腰になっていたのですが、組のトップ張ってる娘役がこんなに純粋に愛している世界なんだと思ったら救われたような気持ちです。トップが変身写真館のドレスではしゃいでるのとかどーなの!対談相手がキャトルの店長さんてどーなの!だがそこがいい!

| えみベイベー | 日々宙組 | - | - |
旦那サマは宇宙人
生きてます!まいにち青汁飲んでいろんなことに備えてます!金銭面では備えられないのでせめて健康面だけでもとおもって!


書きかけでアップできない記事がゴロゴロしていたり、横着してケータイから更新しようとして結構な長文を書いたのに投稿エラーになってあっさりと消滅したり、そんなことの繰り返しです。うがい手洗いを心がけていてもいま風邪気味だったりとかね。おかしいなあ、2月3日へ日付が変わる前にちゃんと龍泉寺(=名古屋の四観音、今年の恵方)に厄払いにいったのにこれか。はりきって豆を放ってきましたがあれおもしろくてクセになりそう。
まあ厄はアレだ、うまく付き合っていくことが最重要かなと思う今日このごろです。

ところで齢三十にして新たな感動と出会いました。「うしおととら」です!てイマサラー?!…じつは読んだことなかったのです、妖怪とか苦手ジャンルだったもんで。ばかだねー、読まず嫌いはよくないねー。いままでの人生損してたー!アラサー女子は直球タイトルな自己啓発本を読んで気休めしたり慰められたりするよりも、こういった名作と謳われるマンガを読めばいいんじゃないかな。元気と勇気と優しさで身体じゅうが満たされました。それを実生活に反映できるかは自信がないのですが(ダメじゃん!)



いやいやいや今はそんな話ではなく。
書くべきことはほかにたくさんあるのだけれどどうにも文書化できません。

「寂しい」を通り越して腹のど真ん中をごっそりえぐり取られて背中まで突き抜けるような想いで2009年1月を終えました。まだ今年になって一ヶ月、なのにまるで気分は年の瀬です。穴の開いた腹が痛いわ寒いわでまっすぐ立つこともできない。ファンクラブに所属しているような人でもないので具体的な行動に移すこともできず、ぶつけることのできない気持ちを抱えたままぼんやりしていました。別れが近づくと出会ったときのことをやたらと思い出すのはなぜなのでしょうか。


ワタシが勝手にそんなふうに打ちひしがれていても時間は流れるし初日はやってくるしあのひとたちは一公演を全力でがんばっています。
というわけで、さっそく初日から中日劇場に馳せ参じてきました。
以下ネタバレありなのでお気をつけて。


びっくりした!!!!なんかもう、ただただびっくりした・・・・・・これベルばらなのか・・・・・・・外伝シリーズ初体験の身にはあまりにもキョーレツすぎて、内容をちゃんと思い出そうと試みると精神障害を起こしかねないので恐ろしいです。最強アイテム・“ユリカーテン”(別名パトリック・コックスの嵐)が俺の大脳を覆い尽くしているかのようだああああああ!

プロローグはすばらしいです。暗闇のなか一瞬で宝石箱をひっくり返したような空間がそこにパッと浮かび上がって、中日ビルの9階にある老朽化した劇場にいる現実がぽーんとどこかへとんでいってしまうくらい、華やかさと煌びやかさに心をわし掴みにされます。キラキラした軍服とドレスに包まれた真ん中に立つ二人が、美しいドールのようでした。ちょっと涙でた。

プロローグはすばらしいです。プロローグは。…………そこから本編が始まって一幕が終わるまでは、「ぽかーん」「ちょ!」「ハァ?」「ねーよ」の連続でした。
アンドレ編をやるという大前提ありきで、娘役だからという慣例上の理由でオスカルをヅキさんにふる決断ができなかったこと(※あくまでも推測)が今回の最大の敗因だとワタシは思います。アンドレはあくまでもオスカルを一途に愛する、というキャラ設定を揺るがすつもりのない以上は、そこがどうにかできたらまだナンボかましだったのではなかろうかと……いまとなっては所詮タラレバ空想にすぎませんけれども。とりあえずそれが叶っていれば脚本演出の手腕以前の歪みはいくらか解消できたであろうに。外伝と銘打つ時点ですでにトンデモというかある意味ネタ公演化してしまっているんだから、トップ娘役のオスカルを実現させることにそこまで問題はなかったのではないかしら。
爺さんは死ぬ間際にでも「ヒヅキには悪いことをした」(星奈さんの悪夢ふたたび)とか云いそうだ!冗談じゃない!
ワタシは、ヒロインが幸せになれない結末は嫌なのです。ヒロインが泣いて幕が下りる話は“夢の世界”じゃないと思うのです。だからバレンシアも結末としては許せませんが、あれは別のところで盛り上がりすぎたためいまとなっては判定不能。ただA/Lもバレンシアも、そして柴田作品なんかは女の子を泣かせて終わることが多いですけども(だから苦手)、ちゃんと二人の恋があり愛があっての悲しい結末でしょう?幸せな時間を過ごしたでしょう?今回のんはそれすら・・・・ないんだもの・・・・・、えっとタカラヅカのポリシーってなんでしたっけ?それこそ「幻想」でもいいから手をとりあってニコニコしている谷梅が、見たかった。見たかったわよ!

そして展開としても「だったらこれ『ベルばら・THE・ダイジェスト〜名場面集』ってことでいいですか?」な流れで、爺さんはナウオンのインタビューで「崩してもいい、でもまずは基本を知ってからだ、そのためのステップだ」的なことを長々と59分のうち13分もの時間を割いて語っていてこれまたぼーぜんと見ていたわけですが、じゃあファンはこれは試練として受け止めるほか術はないってことですかい。半世紀以上を宝塚に捧げてきた方に、ファン歴6年の素人がとやかく言うのもおこがましいってものかもしれませんが、じゃあユーの作劇はどうなんですかそれ。むちゃくちゃじゃないか!まずは原作ぜんぶ読んで出直してこいよ!そしてカーテンどうにかしろ!!!!マロングラッセに頼るなよ!!!!!!
「タカラヅカのベルばら」はもはや原作から離れたところで独立した存在だとは思います。でも、それでもやはり、同じ冠をかぶる以上、そしてすべての源が原作コミックである以上、原作は聖域として絶対に大切にしなければいけないと思います。


でも、ヅキさんマリーズを見ていると胸を打たれます。彼女はインタビューでいつも「どの役も大事だから一つを選ぶと他の子がかわいそう、だから選べない」と答えています。この作品世界に存在するマリーズという女性の人生を力の限り生き抜こうという想いがひしひしと伝わってきます。今回のために半ば強引に生み出されたキャラクタ。でも生まれ落ち、その役を与えられたからには、大切に演じ精いっぱい役を生きようとしているのがわかるのです。どんなに無理やりな展開でも、キャラクターに命があればその世界は生きたものとなるんですね……。役者ってすごい仕事ですね……。
ヅキさんを含め演じている本人たちはみんな一生懸命なんです。大熱演なんです。谷岡はやっぱりア…アンド、レ……?てかんじだけど、トレビアン様はどう見ても「フェルゼン、のちのルカノール公爵である。」としか云いようがないけど、十ェローデルより暗殺団の男その1のときのほうが断然ときめくけど、そもそもいまの宙組でベルばらってネタ公演以外どう判定すればいいのかわからいけど(暴言)、でも伝わってくるみんなの誠意と努力はしっかりと受け止めなければ。
しかしその誠意を感じるにつけ作劇そのものが憎くてたまらない。
北翔さんがいてくれて本当によかったと心から思います。今公演の生命線的存在。ひとことでいって、抜群に巧い。

※谷岡アンドレについては、そもそも自分が「キャラじゃないよね」という目で見てしまっているのが大きく邪魔をしている気もしないでもないのであれこれ言いづらい。だってワタシの谷岡キャラ設定は漢字ドリルで勉強中の小学生男子もしくは来年小学校にあがる幼稚園の年長さんなんですもの。ちなみにワタシのベストアンドレはカッさんです。


ショーは救われるような気持ちで観ました。谷梅の真髄はやはり「疾走」なのかな。走っている姿を見るとしあわせになります。
プロローグの主題歌を歌い次ぐところで、十もひとりで歌うのかとドキドキしていたら男子の声とユニゾンしていて、七の幻聴かと耳を疑ったらちぎ太と凪ちゃんでした。この腐れ耳がァ!十七はやっぱり、十七じゃなくちゃなあと……ニューヨークで一人で仕事している十の肩が寂しくみえた。
悠十ちぎ太の各ピン場面は君らもそっとしっかりやンなさいよと正直思いました。初日だったというのもあるだろうし、今後に期待です、悠未さんの風邪も回復しているといいなあ。そんななかホームレスの下っ端に加入したゆうやにオバチャンは感動して目頭が熱くなりました。立派になって……!あとプロローグのスキャット(?)でたっちんの後継で入ったももっちゃんのがんばりにもおれ涙。
新メンバーの活躍に胸躍らせながらも、昨年末までいたはずの人がそこにいないという光景にはやはり一抹の寂しさが。


自分メモ:トップ専用だけにとどまらず、大劇場のマイクってほんとうに高性能なんだなあと痛感した。


余力ができたら太王四神記の話もしたいです。ホゲたんに夢中すぎる。「ホゲたんは悪くないもん><」が合言葉です。
Aヤンツさんぜひ「骨が美青年」の話してよーう。
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